WordPressのSEO初期設定。公開前に必ず確認するチェックリスト

公開前のチェックリストを確認する作業

WordPressサイトのSEOは、公開前の初期設定で土台が決まります。初期設定のミスは、後から直せるものもあれば、パーマリンクのように後から変えると大きな痛みを伴うものもあります。公開前のこの段階で正しく設定しておくことが、最も安上がりなSEO対策です。

本記事では、公開前に必ず確認すべき項目をチェックリスト形式で解説します。プラグインは最小限で構成します。

この記事のポイント
  • 最重要は「インデックス設定の解除確認」と「パーマリンク設計」。後から直すと痛い
  • SSL・サイトタイトル・計測ツールまでが公開前のセット
  • プラグインはSEO・キャッシュ・バックアップ・セキュリティの4種で足りる
目次

チェック1: 検索エンジンのインデックス設定(最重要)

管理画面の「設定 → 表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを確認します。制作中はオンにしていることが多く、公開時の解除忘れが、WordPressのSEO事故で最も多い原因です。オンのままだと、いつまで経っても検索結果に表示されません。

公開日に必ずオフにし、チェックリストの先頭に置いてください。

チェック2: パーマリンク(URL構造)の設計

ブラウザのアドレスバーに表示されたURL

「設定 → パーマリンク」で、URLの形式を決めます。後から変更すると全URLが変わり、蓄積した評価のリダイレクト引き継ぎ作業が発生するため、公開前に決め切るべき項目です。

  • 推奨は「投稿名」ベース(例: /post-name/)。シンプルで内容が伝わる形式です
  • 記事のスラッグ(URL末尾)は、日本語のままではなく英数字に書き換える運用にします。日本語URLは共有時に長大なコードに変換され、扱いにくくなります
  • 「?p=123」のようなデフォルト形式のままでの公開は避けます

チェック3: SSL(https)の有効化

通信を暗号化するSSLは、ユーザー保護の基本であり、Googleも接続の安全性を評価に用いると公表しています。ほとんどのレンタルサーバーで無料のSSL証明書を有効化できます。確認ポイントは次の2つです。

  1. サイトがhttpsで表示されること(アドレスバーに警告が出ないこと)
  2. http でアクセスした場合に、httpsへ自動リダイレクトされること

チェック4: サイトタイトルとキャッチフレーズ

「設定 → 一般」のサイトタイトルは、検索結果に表示される最重要テキストの1つです。

  • サイトタイトル: 「社名」または「サービス名 | 社名」の形で、検索されたい名前を正確に
  • キャッチフレーズ: テーマによっては検索結果の説明文やタイトルに使われます。「Just another WordPress site」のような初期値は必ず書き換えます

チェック5: 最小構成のプラグイン

プラグインは入れるほど良いものではなく、速度低下と脆弱性の温床になります。初期の最小構成は次の4種類で十分です。

  1. SEOプラグイン(1つだけ): メタ情報の編集・XMLサイトマップ生成・基本の構造化データ出力を担います
  2. キャッシュ・高速化(1つだけ): 表示速度の底上げに。サーバー側に同機能があればそちらを優先します
  3. バックアップ: 事故からの復旧手段。自動バックアップを設定します
  4. セキュリティ: ログイン保護など基本的な防御を担います

同種のプラグインの重複導入(SEOプラグイン2つ等)は、競合と不具合の元なので避けます。

チェック6: 計測ツールの導入

分析ツールを設定するパソコンの画面

公開後のデータを初日から蓄積するため、次の2つを公開前に設定します。

  • Google Search Console: 所有権を確認し、XMLサイトマップを送信します
  • GA4: 計測タグを設置し、問い合わせ完了などの成果をキーイベントとして設定します

「後で入れよう」は、その間のデータが永遠に失われることを意味します。必ず公開前に済ませます。

あわせて、次の細かな公開前確認も同じタイミングで済ませておきます。

  • 不要な初期コンテンツ(「Hello world!」記事・サンプル固定ページ)の削除
  • コメント機能の要否設定(不要ならオフに。スパムの温床になります)
  • スマホでの表示確認(主要ページを実機で見る)
  • 404ページ・お問い合わせフォームの動作確認
  • 会社概要・プライバシーポリシーページの設置

まとめ: 公開前の1時間が、後の数十時間を救う

WordPressのSEO初期設定は、インデックス設定の解除・パーマリンク設計・SSL・タイトル・最小限のプラグイン・計測ツールという7項目のチェックで完了します。どれも作業自体は難しくありませんが、漏れたときの代償が大きい項目ばかりです。公開前の1時間を、このチェックリストに投資してください。

株式会社オモイカネでは、サイト公開前のSEO監修を含むマーケティング支援を行っています。公開直前のサイトの最終チェックを依頼したい方は、お気軽にご相談ください。

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